前者後者コミュニテイ

①視点の差

世の中には

①常に全体を分散的、多方向的に認知している人 ⇨【前者】

②全てを自分起点で認知している人 ⇨【後者】

の2タイプがいます。

前者は「自分→何か」だけでなく、「何か⇔何か」「何か→自分」とさまざまな角度で状況全体を線のように観察しています。

後者は全てが自分起点ですので、自然体では常に、「自分→何か」という一方向的なものの見方をしています。

どちらのタイプもそれがなんの努力もいらない基本状態で、
それ以外の人がこの世にいると思っていなかったりします。

どちらも認知を変化させることは可能ですが、イレギュラーなので消耗することになります。

 

ちなみに、日本の前者:後者の割合は3:7~4:6にいかないくらいだと思われます。
→FAQ

 

前者の視界

「自分を含んだ全体」を、常に多方向的に捉えています。
そのため常に自分が「状況全体の中の一要素」=ワンノブゼムという感覚があります。

監視カメラのやドローンが複数あって、その情報を分割画面で見ているようなイメージのようです。
※意識の回るレベル(情報処理力)、観察位置(俯瞰の高さと角度)は人によります。

→脳内画面の状態についてはこちら

 

「空間や世界や状況が先にあって、その中に自分がいる」という世界観なので、RPGにも例えられます。視野がワイドに固定で、勝手に集中したりクローズしません。ただし見ているもの全てをありのまま把握しているというより、情報の中から必要な要点を抽出して認識していることが多く、それが得意でもあります。

人は常に観察され合う前提で、蜘蛛の巣のように全体の関係性を把握しています。全体の動きや変化を予測しながら動き、その中でのバランスをとることを自然に意識して生きています。

逆に、何かに意識を集中することの方が苦手で、特に自分に意識を集中させたり、自分起点に意識を持ってくることにエネルギーを使います。

 

ユニバ2期生の前者さん(八屋虎子)が
前者の言葉で前者向けの説明も書いてくれていますのでこちらも参照にどうぞ。
→https://ameblo.jp/thisisapen0000/entry-12418392802.html

 

よくある課題

前者には「人の言動には常に意図がある」という意識があります。

ひとたび「外」に出た行動や言葉は、必ず人に観察され判断される世界観なので、「意図のない行動」というのは基本的にないと思っているのです。

しかし実際は、世の中の半分以上=後者にはそんな習性はありません
(そもそも人に見られていると思っていない)

そのために前者は後者の「意図のない言動」の意味が分からず、の無神経さに傷ついたり、深読みし過ぎて自分で関係を悪化させてしまったりします。また、そうとは限らないと頭でわかっていても、意図を読むのは自動習性なので、意識的な切り替えが必要になるようです。

 

また、「社会的関係性の中の一般心理」を大切にし尊重し合うのが得意な一方、「実際の生身の相手(ないし自分)」がどうなのか、を無視してしまうことで、現実の相手とのズレやすれ違いが起きてくることが多い傾向にあります。

 

後者の視界

「自分」という意識の大きなライトが、対象を照らすイメージです。
自分が認知の絶対の起点で「自分が(自分の主観世界の)常に中心」です。

全体モードもありますが、何かに意識が向くと、そこにサーチライトのように意識が集中する傾向にあります。必然的に死角ができやすい分、意識を向けた何かに対する情報収集力や、アタック力は非常に高い傾向にあります。

→脳内画面の状態についてはこちら

 

後者は「世界の中に自分がいる」のではなく、「自分がまずあってから世界がある」ので、空間の中を移動するというより、バイオハザードのように世界の中に進んでいくイメージです。

また、後者には自然体では「自分と自分以外が同時認知できない」という特徴があります。

自分はあくまで「観察主体」なので認知の中に自分が入りませんし、俯瞰する際も「自分」が上に上がって見ているので、見るのは「自分以外」です。逆に鏡を見る時や客観視の際には、「自分だけ」を見ているのです。(自分以外に意識を移すと自分が消えます)
基本的に自分自身の動機や感情と行動が直結しており、「思ったから言った」「したかったからした」がデフォルトです。意図ではなく意思や感情で動きます。

「自分」が強く、意識しない限り周りの関係性を見ていないため、外しも多いですが、閉塞した状況の突破口になったり、場の変化や空気の入れ替えを起こすことができます。

 

よくある課題

「自分から見えるもの」には敏感なので、相手の感情や状態、その人本来の性質などへの感性や観察力は高いのですが、視点や思考が一方向的なことが課題になりがちです。
そのせいで良かれと思ってやったことで、結果的にやらかすことが多いです。

その原因は「他人から自分がどう見えているか(他人視点)」という視点の切り替えの意識がないことなのですが、その発想がないため、自分の失敗や怒られる理由がわからず苦悩している人も多いです

→参照;【保存版】前者後者って?(基本編)

他人視点ができていなくても、俯瞰ができると、社会生活での苦労が減ります。

また後者は「意識していないものが、認識の分母から消えている」のですが、そのことに自覚がないため、結果的に良くも悪くも偏った判断や印象を持ちがちです。後者は自分の死角が想像できるようになると世界が一変します。