前者後者コミュニテイ

②意識構造の差

世の中には実は、「意識が”沈む”人と沈まない人」がいます。

①で紹介した認知視点の図を3D回転させると、こんな図で前者後者の意識構造の差を表せます。
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この「人と人が会話し交流している社会平面」を地上」とすると

前者=「地上族」は常に地上界に生きています。
後者=「水中(地下)族」には意識のON-OFFがあって、どこかにある「意識のホーム」から地上には一時的に出てきているのです。

 

お互い全人類はそれがデフォルトだと思っているので

前者は後者が「時々いなくなっている」のを不思議に思っていますし、
後者は前者が「いつも動いている」のを不思議に思っています。

 

前者の生態


常に地上にいて、起きている間は常に何かしら動いています。

周囲の情報がWi-Fiのように自動的に意識に入ってくるので、時間と空間の意識が途切れません。後者が「いなくなっている」「接続していない」状態を、不思議現象のように思っています。

 

地上から「飛び」ませんから、起きている限り24時間は24時間としてちゃんと存在します。
どちらにしろ動いているので、時間にタスクをはめ込んで淡々と処理することができますし、見積もりもあまり見誤りません。

先々のことを考え、地上のあれこれに対応するべく自然に意識を巡らせています。
時間と空間が飛ばないので、「過去ー現在ー未来は常に因果関係でつながっている」感覚があります。
そのため過去のことは消えてなくなりません。勝手には流れていかないのです。

 

寝るまで動き続ける競歩ランナーようなものなので、「ダッシュ」は基本的にしませんし嫌います
多少の波はあっても、一定のペースで先を読んで予定を立て対処する人が多いです。

後者のように「潜れ」ませんので、情報を遮断したい時は、物理的に一人になる、意識的に壁を立てるなどの工夫が必要になります。

 

人が困っていると、惰性で手助けしてしまいます。
地上が居場所ですので、部屋を片付けるのと同じように、目に見える範囲の平和と整理と地馴らしをするのが習性にあるのです。

後者が「いなくなっている」間に色んな前者さんが入れ代わり立ち代わりいろいろやってくれているのですが、後者はガチで気づいていないので、報われない気持ちを抱えている前者は多いです。

 

つながり過ぎ、読み過ぎ、情報多過ぎで、時々逃避行したくなることもあるようです。

 

後者の生態


沈んだり(飛んだり)、出てきたりを繰り返しています。

呼吸のような自然現象なので、あまりに当たり前過ぎて気づいていない人さえいます。
気を抜くと体から意識本体が離脱していたり、集中したり焦っていると、体ごと社会平面から接続切れしていることがあります。

「ホーム」にいる間は、ぼーっとしてるにせよ、集中して何か考えているにせよ、時間と空間のない世界にいます。そのため地上に復帰すると、時間が飛んだり、ここがどこだか思い出すのに一瞬ラグがあることがあります。

 

「ホーム」に戻るのは睡眠に似た効果があります。

エネルギーの回復と、精神的雑事の解消ができる「回復ピット」のような役割があるのです。後者は地上での継続活動時間に制限があるのですが、定期的にここに戻ることによって、チャージを行い、また地上に出てきます。

 

後者は地上に出てくること自体にエネルギーを使うため、一度の出現で「Max効率の成果」を狙う習性があります。無駄な地上エネルギー損失をかなり嫌う傾向があります。
しかし「上手くやろう」として、結局トータルで「損」をしていることが多いです。

用が終わるとさっと引っ込み、そうでない場合は、地上でダッシュしているか、半分顔を出したような状態の省エネモードで軽く流しています。

後者にとっては地上は断続的に存在する場所なので、出ていくたびにブツ切れに状況が変化しています。そのため前後関係の意識はあっても、過去にも未来にも因果関係のリアリティをあまり持っていません

それが見積もりの甘さにも出る一方で、実はつながっていなかった因果関係の間隙を突いて、何かを発見したり、「なんか知らんけど」上手く行くことがあります。

 

「自分の中で終わったこと」は勝手に水に流れてしまうので(終わってないことは握りしめていますが)、他人に対しての感情はすぐ変わりますし更新されます。

拗れやすねのない素直な後者は、いるだけで地上の感情的もろもろを膨大な無意識の世界に流す「空気清浄機」のような効果を持っていますが、自分ではあまり自覚がありません。

 


 

地上が「意識的な世界」とすると、後者のいる水中(地下)は「半無意識的な世界」と考えて構わないと思われます。(もっと沈むとどんどん無意識の世界になっていく)

 

下の図が前者後者の全体を表すトータルの概念図といえます。